茂木幹事長に「アンガーマネジメント」の勧め

党幹部や連立を組む公明党との関係がギクシャクしており、総理・総裁の「器」として疑問符。

2022年6月号 POLITICS

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自民党の茂木敏充幹事長の評判が芳しくない。永田町一の切れ者として知られるが、官僚や自民党職員、記者らを怒鳴り散らす悪癖もある。幹事長就任後、党幹部や連立を組む公明党との関係もギクシャクしており、総理・総裁の「器」として疑問符が付き始めている。「(ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり)日本維新の会の創設者がロシア寄りの発言を繰り返してる。維新の国会議員は何も言えない。維新は身を切る改革と言っているが、党内では身を切る改革ではなくて身内に甘い党だ」茂木氏は5月8日、大阪市内の街頭演説で、橋下徹前大阪市長の物議を醸した発言を念頭に維新批判を展開した。喧嘩を売られた維新の松井一郎代表(大阪市長)は「橋下氏は民間人で、与党幹事長が言論弾圧をしろと言うのか。薄っぺらいペラペラの軽い幹事長だ」と応戦した。先の衆院選で、自民党は大阪府内の小選挙区で獲得議席 ………

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