その不用意な言動に対する 組織内の批判が鳴りやまないが、 殆ど聞く耳を持たず、至って強気だ。
2022年6月号 POLITICS
連合の芳野友子会長が、自民党本部で開かれた「人生100年時代戦略本部」(本部長・上川陽子元法相)のヒアリングに出席した4月18日。「問題認識は自民党とほぼ一緒だと思った」と、テレビカメラに向かって感想を語る芳野氏の背後には、岸田文雄首相(自民党総裁)のポスターが貼られていた。その映像を見た連合幹部の1人は「あんな場所で取材に応じる会長の感覚も信じられないが、それを許した連合本部の事務方は切腹ものだ。今後、彼女自身が行動を改める気がないなら、来年秋の(2期目)続投は容認できない」と憤りをあらわにした。芳野会長の不用意な言動に対する、連合内の批判が鳴り止まない。2月の小渕優子組織運動本部長に続き3月には麻生太郎副総裁と会食。とりわけ麻生氏との懇親会を巡っては、直前にマスコミに漏れたため、連合本部の清水秀行事務局長(日教組出身)が「組織内に動揺が生じる ………
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