「2度の大リストラ」不祥事続き富士通の歪み

「ベテランは出ていけ」と言わんばかりのリストラに 社内の歪みが増幅。「不祥事のデパート」の感がある。

2022年5月号 BUSINESS

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大リストラ後の悪夢を再び繰り返すのだろうか。富士通が3月に3千人超のリストラを断行した。3年前にも同規模のリストラを実施したが、立て続けに東証やみずほ銀行で大規模なシステム障害が発生。顧客の情報流出も相次ぎ、駅伝大会の優勝旗が所在不明になる前代未聞の事件まで起こしている。大量退社の影響と断定はできないが、社内からも2度目の大リストラを危ぶむ声が聞こえてくる。富士通は3月8日、国内グループに所属する50歳以上の幹部3031人が早期退職すると発表。国内で3千人以上の希望退職は6年前の東芝以来。課長級以上の5分の1が応じた。株式市場は固定費の縮減を評価し、翌日の株価は8%近く上昇した。時田隆仁社長が大ナタを振るった理由は2つある。1つは2022年度が最終年度の中期経営計画に掲げるテクノロジーソリューション事業の営業利益率10%の達成。もう1つはデジタルトランスフォーメ ………

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