ロシア蛮行を政策ネタ「お気楽政治」

原発にミサイル一発で即アウト。攻撃に専従警備部隊の拡充を真顔で唱える能天気ぶり。

2022年5月号 BUSINESS

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ロシア軍のウクライナ侵攻開始は2月24日。直後に国際社会の背筋を凍らせたのは原子力発電所への攻撃だ。同日北部のチョルノービリ(チェルノブイリ)原発、3月4日に南部のザポリーズィカ(ザポロジエ)原発とロシア軍は次々に支配下に置いた。ウクライナ以上に原発防衛が丸裸の日本だが、ロシアの蛮行を目の当たりにしても“原子力ムラ”は「停止中の原発の速やかな再稼働を」とのお題目を唱えるばかり。片や首相の岸田文雄(64)は警察の専従警備部隊の拡充を国会で主張。飛んで来るミサイルに警察部隊が立ち向かうらしい。この国は本当に大丈夫なのか――。

「ひとたまりもない」

ウクライナ情勢にキナ臭さが増して以来、原油や天然ガス(LNG)の国際価格が高騰。エネルギー自給率11.2%(202
0年度)の日本はエネルギー資源の約9割を輸入し、ロシアに対しては原油で3.6%、LNGで8.8%、石炭で11%をそれぞれ依存している。化 ………

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