スクープ!私的整理「さくら薬局」社長が莫大な私財提供

SMBCにM&A失敗とガバナンス不足を突かれた森要社長は、 180億円の個人資産の提供を申し出た。

2022年5月号 BUSINESS

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調剤薬局チェーン「さくら薬局」を展開する「クラフト」(東京都千代田区)とグループ8社が2月28日、事業再生ADR手続きを申請した。ADRは金融債権者だけを対象とする私的整理手続きで、グループの金融債務は約1千億円に達する模様。調剤薬局の経営環境はパンデミックを境に一変した。かつては大病院の門前に出店すれば労せずして処方箋を持った患者が来るため、好立地の店舗を奪い合う買収合戦が行われて来た。しかし、コロナの感染リスクを避けるため通院患者が減り、薬の処方日数も伸びたため、処方箋枚数が大きく減った。調剤報酬の基本料金や技術料は処方箋の枚数ベースで計算されるため収益力も低下した。クラフトは1995年にジャスダックに上場したが、国の医療費削減と競合激化の中では株主の期待に応えることは難しいとして、社長の森要氏が07年にMBOをかけ非公開化した。「さくら薬局」という店 ………

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