プーチンの妄執 罪深き安倍対露外交の呪縛

今、日本全体に問われているのは、どこまで当事者意識と覚悟をもって「プーチンの戦争」に対峙できるか。

2022年4月号 POLITICS [タブーなき戦争]

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ロシアのウクライナ侵略――露大統領プーチンが仕掛けた戦争によって、国際秩序が根底から揺さぶられている。国連憲章及び国際法にあからさまに違反し、一方的に武力による現状変更を強行する「プーチンの戦争」に、米欧は強く反発、日本も含めて対露制裁に踏み切った。とはいえ、岸田政権の対応は受け身に終始しているとの印象を拭えない。ウクライナ危機当初の傍観者的対応、加えて<安倍対露外交の残り香>が「負の遺産」となった首相・岸田文雄の心理的束縛が足を引っ張っていたように見える。「プーチンの戦争」に打ち勝てるかどうか。アジアへの影響は計り知れない。

<謎>としての「プーチンの戦争」

「ウクライナ侵攻はロシアにとって損。合理的な判断をするプーチンの今回の行動は正気の沙汰とは思えない」。ロシアがウクライナ攻撃に踏み切った日、多くのロシア問題専門家はこぞってコメントした。なぜプーチンがこんな「非合 ………

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