号外速報(3月1日 12:50)
2022年3月号 BUSINESS [号外速報]
日本勢が冬季五輪最多18個のメダルを獲得した北京冬季五輪。ゆかりのアスリートが活躍し、閉幕後も北海道には興奮が微熱のように残る。そんなタイミングで3月2日、札幌市は2030年冬季五輪招致に関する住民意向調査を始める。IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長は札幌開催に前向きと伝えられる。結果次第では年内にも開催内定の可能性が高い。
「北京冬季五輪後なら賛成を得やすいだろう」(札幌市職員)とタイミングを図った今回の調査。しかし、実施を決めた昨年2月はコロナ禍により東京五輪が延期され、五輪自体に逆風が吹いていた。「反対が過半数を超えたら難しい」――。市職員出身で「善くも悪くも堅実」(市幹部)な秋元克広市長は周辺にこう漏らし、結果次第では招致撤退も視野に入れていた。それが年明け以降「支持が半数に届かなくても招致活動は継続する」と公言するよう ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。