日立やIHIが本腰「次世代原発用小型モジュール炉」

日本が高いポテンシャルを持つ原子力産業の技術資産と雇用吸収力を放棄するのは愚の骨頂。

2022年2月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

欧州連合(EU)は1月1日、原子力発電と化石燃料に距離を置く従来の姿勢を改め、原発と天然ガスを投資先として「グリーン」なエネルギーに区分する提案をまとめた。EU加盟27か国の過半数が賛成すればEU法となり、2023年から発効する。「天然ガスと原子力には、再生可能エネルギーを主体とする将来に移行するための手段としての役割がある」と声明の中で述べた。原子力を率先して推進してきたフランスは賛同しているが、全原発を閉鎖予定のドイツは天然ガスについては受け入れるが、原発をグリーンな投資対象とすることは拒否した。

世界的な脱炭素の潮流

EUの方針転換を先取りし、原子力業界は再起動に向け動きだしている。キーワードは次世代原子力の「小型モジュール炉(SMR)」だ。既存の原発よりも炉が小さく低コストで、安全性が高いとされる。従来の100万kW級原発と異なり、1基ごとの出力を小さくして原子炉の冷却を容 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。