山口FG「独裁者」を称賛した「金融庁のグル」

遠藤俊英・元金融庁長官が吉村猛・前会長に惚れ込み、「プチ・グル」の日下智晴氏が勘違いさせた。

2022年2月号 BUSINESS

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逆風やまない地方銀行界だが、昨年を振り返って最も見苦しかったのが山口フィナンシャルグループ(FG)だ。「独裁者」とも呼ばれた吉村猛前会長兼CEOは昨年6月に経営トップを解任されて以降、徹底抗戦を続けたが、12月の臨時株主総会の前日、突然本社を訪れて辞表を提出。解任騒動はあっけなく決着した。まるで駄々をこねる子供のようだった。アイフルとの新銀行構想を唐突にぶちあげ、総スカンを食らうと「逆ギレ」。「辞めてやる」と、自分の執行業務を投げ出し、経営を混乱させたが、最後は期待した株主らの賛同を得られず、万策尽きた。幹部を土下座させる、行員を公然と馬鹿扱いする――。やりたい放題の独裁者はなぜ生まれたのか。金融庁の責任も大きい。とくに「お花畑教」と揶揄される「勢力」が深く関係している。本誌20年12月号で、この勢力について、教祖(グル)は金融庁長官や幹部、伝道者は ………

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