トヨタ章男EV「二枚舌戦略」転換

章男社長のご都合主義で有能なミドルが相次ぎ退社。「自動車産業の守護神」を演じたもののブランド力を毀損する始末。

2022年2月号 BUSINESS [章男のパフォーマンスが仇]

  • はてなブックマークに追加

トヨタ自動車で昨年末、大橋俊介・人事部長が突如退社した。転職先は自然エネルギー系の新興企業だという。大橋氏は1998年入社で中国の合弁会社への出向経験がある40代後半の働き盛りだった。トヨタの人事部門ではこの1年間で、こうした中堅幹部・若手社員が10人近く「こんな会社、やってられるか」と言わんばかりに社を去った。

加速する「ミドルの崩壊」

トヨタの人事部門を束ねる総務・人事本部長は、今年1月1日付で副本部長から昇格した東崇徳氏。上昇志向が強く、豊田章男社長の長男で、子会社のウーブン・プラネット・ホールディングスのシニアバイスプレジデントを務める大輔氏の面倒を見たことから、社内評価が急激に高まったという。しかし、こうしたゴマすり幹部が跋扈する組織では、下にいるやる気のある社員の士気が下がることは間違いない。人材が逃げ出しているのは、人事部門だけではない。「クラウン」や「カロ ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。