愛知製鋼に特許庁「怒りの審決」

「技術常識に反する主張を堂々とするな」と窘められるトヨタ系名門企業で一体、何が?

2022年2月号 DEEP

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特許権の付与に異議を持つ利害関係人の請求を受け、請求人の弁駁と特許権者の反論を聞いて特許の内容を吟味し直し、権利を維持するか無効にするかを決定する特許無効審判。その高度な技術論戦の場にふさわしくない主張を平気で繰り出す態度がよほど腹に据えかねたのだろう。特許庁は2021年11月25日、トヨタグループの製鉄会社愛知製鋼が請求人となって起こした特許無効審判請求を、およそ他では見られない厳しい文言が並ぶ審決文をもって棄却した。審決文中のとりわけ次の二つの文言は技術力を本源に活動する東証一部上場メーカーにとっては相当シビアなものとも思われる。弁理士たちの間で年末から年始にかけて「このような文言は初めて見た」と話題となっているので、原文をそのまま抜き書きする。 「当審は、請求人がこのような技術常識に反する主張を堂々としていることを大変遺憾に思うと同時に、 ………

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