後味の悪さだけが残る「関西スーパー」泥仕合

H2Oリテイリングとオーケーによる関西スーパー争奪戦は、裁判所の判断が変わって大混乱。なんとも後味の悪い結末となった。

2022年1月号 DEEP

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ルールが大事なのか、本人の意思が大事なのか――。2021年末に法曹界で話題となった関西スーパーの臨時株主総会の争点は、要約するとそういうことだった。21年10月29日、関西スーパーの臨時株主総会が開かれた。関東を基盤とするディスカウントスーパー、オーケーが6月に水面下で買収を提案。関西スーパーは「文化も商売のやり方も違う」と言って阪急阪神百貨店などを運営するエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)に泣きついた。有り体にいえば関西スーパーがオーケーにのみ込まれるか、H2O傘下に入るかを決める総会である。決戦はかなりしびれる展開となった。関西スーパーが望むH2O傘下入りは、臨時株主総会で3分の2の賛成を得る特別決議が必要で、当日は賛成票の割合が66.68%という僅差。いったんは可決したものの、その後、裁判所に選ばれて立ち会った検査役の弁護士の報告書で、話は大きく変わっ ………

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