身を引かぬ関西電力「悪の元凶」

会社法の収賄などで告発されていた元役員全員が不起訴に。検察審査会が待っている。

2022年1月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

関西電力元役員らの金品受領や役員報酬の補塡などの問題で、大阪地検特捜部は11月9日、会社法の収賄や特別背任などの疑いで市民団体から告発されていた森詳介元会長(81)、八木誠前会長(72)、岩根茂樹前社長(68)ら元役員9人全員を不起訴(嫌疑不十分)とした。特捜部は1年にわたって捜査を続けてきたが、旧経営陣が告発容疑を否定するなどしたため有罪の立証は困難と判断した。森氏ら元役員7人の弁護団は「適正・妥当な判断」とのコメントを出した。市民団体は処分を不服として、検察審査会に審査を申し立てる方針だ。元役員ら83人は関電の高浜原子力発電所が立地する福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)側から計約3億7千万円相当の金品を受け取っていた。関電は森山氏の関連会社に工事を繰り返し発注していた。会社法の収賄罪成立には森山氏からの「請託」を立証しなければならないが、森山 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。