「三無」創業にかけるカッコいい若者たち

ネットとハイテクを駆使して社会の課題を解決する「三無」製造業こそ、時代の変化を生き延びる哺乳類。

2021年12月号 BUSINESS

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経済学で資源と言えば「土地」「資本」「労働」の三大要素を指す。現代資本主義の象徴と言える自動車は、それを生産するために広大な土地と莫大な資本と何万人という労働力を必要とする。一方、1990年代の半ばから勃興したインターネット産業は「情報」を資源とし、三大要素を必要としない。だが初期のネット産業はパソコンやスマートフォンのスクリーンの中にとどまり、リアルな「ものづくり」を侵食することはなかった。今、日本を含む世界のあちこちで土地、資本、労働の三大要素を一つも持たない「三無」で、「ものづくり」をするベンチャーが急成長を始めている。「世の中の課題を解決したい」という情熱に溢れた起業家と、本来なら巨大メーカーで働いているはずの優秀なエンジニアが手を組み、3Dプリンター、レーザーカッターなどネットに繋がるデスクトップ型の生産設備とAI(人工知能)を駆使し ………

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