検察審査会よ! 安倍「手心捜査」に鉄槌下せ!

安倍を告発してきた弁護士らが今年8月、規制法違反罪で3回目の告発。「捜査不足」は明らか。

2021年10月号 DEEP

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菅原一秀前経済産業相や黒川弘務元東京高検検事長、安倍晋三前首相を相次いで不起訴処分とした東京地検特捜部に対し、検察審査会(検審)が「起訴相当」や「不起訴不当」と議決し、その甘い捜査を批判してきた。中でも安倍氏に対する捜査不足の指摘は辛らつで、弁護士らは安倍氏を改めて告発した。検審は20歳以上の有権者からくじで選ばれた11人で構成。検察が容疑者を不起訴処分とした事件の被害者や容疑者を告発した人などから申し立てを受け、不起訴処分の当否を審査する。職権で審査することもある。審査の結果の議決は3通りあり、過半数の意見で①不起訴相当、②不起訴不当、8人以上の意見で③起訴相当。②と③の場合、検察は再捜査する。それでもまた不起訴処分とした場合、②の事件は終結するが、③の事件は検審が再審査し、8人以上の意見で「起訴すべき」と議決できる。この起訴議決があると、弁護士が ………

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