「連合」次期会長に「女性候補」急浮上!/トヨタ自動車が「相原昇格」を断固拒否/トヨタ労連は「御用組合」の悪しき見本

号外速報(8月15日 20:20)

2021年9月号 BUSINESS [号外速報]

  • はてなブックマークに追加

加盟組合員700万人を擁する労働組合のナショナルセンター「連合」(日本労働組合総連合会)の次期会長人事がもめにもめている。当初、神津里季生会長が後継指名した相原康伸事務局長で「決まり」と見られたが、神津氏の「会長任期切れ(10月)」が目前に迫っても、次の会長が決まらない異常事態が続いている。

本命の相原事務局長が「会長職」を断念へ

連合の執行部人事は、傘下の産別労働組合のトップ8人で構成する「役員推薦委員会」が次期会長を選考し(通常なら5月連休前に内定)し、10月の定期大会で正式決定、新執行部が発足する段取りだ。現在3期目の神津氏は、年明けの役薦委に自らの退任と、次の会長に相原氏を推す意向を示したため、慣例通り次期会長に相原氏が内定する見通しだった。ところが、産別労組の一部には、共産党と手を組む立憲民主党寄りの神津・相原路線に反発が根強くあり、別の会長候補を擁立する動きが浮上するなど ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。