特別寄稿/評論家・中野剛志/「ポスト・コロナ」の世界はどう変わるか

ウイルスとの戦争に勝つか負けるか。国際社会が「大きな政府」「社会主義」へと旋回する契機となる。

2021年9月号 BUSINESS [特別寄稿 メディカル・ナショナリズム]

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英政府の緊急時科学助言グループ(SAGE)は、7月30日、新型コロナウイルスの変異種は今後も出現し続け、現在のワクチンが効かない新たな変異株が出現するのは「ほぼ確実」であるとする論文を公表した(*1)(*1)https://www.cnn.co.jp/world/35174670.html。この論文が主張する通り、現在のワクチンが切り札とならないというのであれば、人類は今後も、新たなワクチンあるいは画期的な治療薬の開発を継続しなければならない。それだけではなく、ワクチンや新薬が開発されるまでの間は、ロックダウンのような感染拡大防止措置を発動せざるを得ない。そういう状況が、今後も数年にわたって続くのが、「ほぼ確実」ということになる。もし、そうなったとしたら、世界はどのように変わっていくのであろうか。これまでの新型コロナウイルスのパンデミックの経験を踏まえるならば、次のような事態となると予想 ………

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