アクティビスト壟断!「東芝解体」逃れる術なし

指名委員会と戦略委員会という会社の根幹をアクティビストに押さえ込まれたプロパーに発言権なし。

2021年9月号 BUSINESS

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「東芝解体」が始まった。今や綱川智社長ら生え抜きの役員・社員に東芝を統治する意志も力もない。取締役会はアクティビストが送り込んだ外国人取締役に乗っ取られ、「売れる事業から売る」の解体作業が着々と進んでいる。売り尽くして株価を上げ切ったところでアクティビストは去り、「売れない事業」だけが残る。資本主義の摂理とはいえ、血税で尻拭いをするのだとしたら、やりきれない。

「和訳」と記した発表の真意

7月30日、東芝は1枚のプレスリリースを出した。タイトルは〈当社取締役会からの発表について(和訳)〉要点は以下の2つだ。①指名委員会は、追加の取締役候補者を選定するプロセスにおける支援及び取締役会議長(暫定)兼CEOである綱川智氏の後継者として社内外の候補者を検討するため、今般、エグゼクティブサーチ会社2社を選定した。②戦略委員会(以下、「SRC」)は、東芝の事業の全面的な検証に注力し、これ ………

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