本誌最新号の『亀田病院「兄弟粛清」の嵐』が大きな反響を呼んでいる。電子カルテを日本で初めて導入し、平成天皇の執刀医の天野篤氏がかつて在籍したことでも知られる亀田病院グループ(千葉県鴨川市が本拠地)。その日本屈指の大病院で、創業家の4兄弟(長男・俊忠、次男・隆明、三男・信介、四男・省吾)の骨肉の争いが勃発。長男と次男が手を組んで、双子の三男、四男を相次いで理事から追放したのだ。亀田グループの幹部職員は、内紛の顚末をこう話す。「社会的に評価が高く、グループ職員や医師から慕われている双子に次男がジェラシーを募らせ、それに長男が呼応して、数の力で強引に理事から排斥した。あまりの理不尽さに多くの医師と職員が憤っています。亀田はもう終わりです」詳しくは最新号の特集をお読みいただきたいが、この内紛に最も心を痛めているのは4兄弟を産み、育てた母の亀田典子であ ………