新橋資産家女性「白骨事件」の全貌

本誌が「アル中の孤独死に終わらせてはならない」と書いたのは4年半前。現地は今も虫食いのままだ。

2021年8月号 DEEP [「地面師事件」の無残]

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本誌が「新橋白骨事件と『東劇』の闇」と題し、白骨化した遺体で発見された資産家女性が、地面師事件の被害者だと報じたのは、4年半前の2016年12月号である。その時、判明していたのは次の3点。①成りすまし女を用意したグループによる地面師事件であること、②16年10月19日に発見された女性は「事件性がない自然死」として処理されたこと、③被害者は女性と地上げ資金を提供したNTT都市開発であること――。女性は、失踪時に59歳だった高橋礼子さん。東京・新橋のマッカーサー道路(環状2号線の一部)沿いの一等地に約170平方メートルの土地を持ち(賃貸)、その近くに約182平方メートルの自宅を所有。資産は約10億円と目されていた。不動産はいずれも亡くなった両親から相続。生まれ育った場所だが、生来の人嫌い。独身で親戚縁者はなく、ホテル住まいを続け、つきあいがあるのは母親が仲良しだった近くの ………

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