崩壊必至「マツダ」EV単独戦略

トヨタと組まず単独でEV化推進。失敗続きの開発部門の暴走に社内からも疑問の声。

2021年8月号 BUSINESS

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マツダが6月17日、2030年までの中期技術・方針説明会を開いた。30年時点での生産で、電動化比率を100%にすると表明した。内訳はEV比率で25%、ハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)で75%とする。

疑問に馬耳東風の経営陣

これまでガソリンエンジンの効率を最大限にあげつつ、ハイブリッド技術を段階的に加える戦略を基本に据えてきた。新たな中期戦略は、EVを渋々増やしているものの、基本方針を貫いていると言っていいだろう。欧米の自動車メーカーのEVシフトの流れにくみせず、エンジンを軸とする戦略を変えない、やぶれかぶれな電動化戦略とも言える内容だ。自動車関係者の多くが目を丸くしたのは、渋々盛り込んだEV戦略だ。マツダは単独でEV専用のプラットフォーム(PF)を立ち上げると宣言したのだ。資本業務提携するトヨタ自動車からはHVをOEM調達し、主に排ガス規制が厳格な欧州で販売するが、EV ………

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