社員総会で「三男信介」に続き「四男省吾」院長まで解任。巨大医療グループで何が起こっているのか。
2021年8月号 DEEP [亀田は終わりだ]
「私は医師になって以来、全身全霊で当院の発展のために努力してきたと自負しております。法人経営を妨害することなど全くないのは職員の皆様が最も理解して下さっていると確信しています」6月28日、亀田グループの全職員に一斉メールが届いた。メールの差出人は亀田省吾――。千葉県鴨川市に拠点を置く民間病院の雄、亀田グループの亀田クリニック院長である。メールはこう続く。「私は、1995年の亀田クリニック開院以来、現場主義を貫き、院長として責務を果たしてきたつもりです。世界ではじめて全病院的に電子カルテを稼働させ、日本初の独立型大型診療所として、様々な取り組みを行ってまいりました」「職員の皆様の努力のおかげで、2020年度の収入は予算を2億円超過達成することが出来ましたし、2021年度に入ってからも、4月、5月とも単月で予算を1億円以上超過達成しております。上記のような解任 ………
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