「新聞を最も愛読した世代」の終焉

60代の閲読率が50%割れでついに外堀が埋まる。今後10年で本丸の「70歳以上」の退出が本格化、部数減も加速へ。

2021年8月号 LIFE [もはやこれまで!]

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新聞を読まない人が若年層から高齢層にまで広がり、ついに60代の閲読率が5割を切ったことが、NHK放送文化研究所がこのほど公表した「2020年国民生活時間調査」で明らかになった。最も新聞を読んできた「70歳以上」は依然6割弱が閲読しているものの、今後5~10年ほどでこの世代の新聞市場からの退出が進み、それが新聞部数のさらなる減少に直結するのはほぼ確実だ。新聞閲読者の高齢化が天井まで行き着き、あとは残る閲読者である70歳以上の高齢者が時間とともにいなくなっていくだけという荒涼たる風景が見える。新聞各社特に全国紙は部数の長期低落が止まらないところに新型コロナウイルスの感染拡大が重なり一層厳しい状況に直面しているが、「新聞を最も読んできた世代」の終焉を目の当たりにしながら、生き残りに向け紙からデジタルへの媒体移行を待ったなしで迫られる。しかし、販売店網など紙の時 ………

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