カネのなる木の「eスポーツ」を枯らすな

eスポーツの観客は世界に4億3千万人。そもそもゲーム大国の日本は「eスポーツ大国」にのし上がる潜在力がある。

2021年7月号 LIFE [一攫千金の夢]

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日本の稼ぎ頭産業が次々と地盤沈下する中、10年後の日本経済を牽引する大型起爆剤になると「eスポーツ」に熱い視線が集まっている。日本ではほとんど報じられないが、世界がeスポーツに注目する理由の一つは世界大会の賞金総額の巨額さだ。2019年8月に米国で開催された「Dota(ドータ)2」(バルブ社)と呼ばれるチーム戦バトルゲームの大会で、賞金総額3433万ドル(約37.6億円)が支払われた。全米オープンゴルフ(19年)の賞金総額が1250万ドルに過ぎないから、世界のeスポーツの隆盛ぶりがわかる。世界には1千万円から1億円の賞金が出るオンライン対戦ゲームの大会が数多くある。20年には世界賞金ランキング1位のヨハン・スンドステインさん(デンマーク)が697万ドル(7.6億円)を稼ぐなど、500万ドル超えプレイヤーが6人も誕生した。eスポーツにスポンサーが殺到するのは、配信される中継動画を見 ………

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