愛子さまのティアラ「私物扱い」で新調か

国の予算計上は見送られたが、製作費が高額になる天皇家の内親王の場合、御手元金(内廷費)からの支出が使い勝手がいいという見方も。

2021年7月号 LIFE

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「成人皇族としての公務に必要なものですから、前例に従って御手元金の内廷費で新調されることでしょう」今年12月1日の誕生日で20歳となる天皇家の長女、愛子さまのティアラ製作について、宮内庁OBは、こんな見通しを口にする。前例とは、上皇ご夫妻の長女、黒田清子さん(紀宮)の成人時(1989年4月)に天皇家の私的経費である内廷費でティアラを調達したことを指す。この時は、昭和天皇逝去後の服喪期間中という事情も考慮し、皇室活動に伴う公的経費である宮廷費での製作は見送られた。その後、2001年に成人になった三笠宮寛仁親王(故人)の長女彬子さま以来、5人の女王方と秋篠宮家の長女眞子、次女佳子の2人の内親王の計7人は宮廷費でティアラを新調してきた。眞子さまのときは、銀座・和光が2856万円で製作。佳子さまは初めて一般の製作業者からデザインの公募を行った結果、宝飾品大手のミキモ ………

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