三番町「第二地銀協会館」が超高級マンションに変わる日

苦境に陥った第二地銀協が会館駐車場をタイムズに貸出。有事に備え資産売却・山分けのウルトラCも。

2021年6月号 BUSINESS [「第二地銀協」の命脈]

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皇居より西に位置し、かつて江戸城の将軍を警護する旗本が多く住み、一番町から六番町まである日本屈指の高級住宅地として名高い東京・千代田区の「番町」エリア――。桜が咲き誇る千鳥ヶ淵、英国大使館やローマ法王庁大使館などが居を構え、大妻女子大学など名門学校も点在する。かような由緒ある超一等地に本部を構えるのが、第二地方銀行協会(第二地銀協)だ。地下鉄半蔵門線の半蔵門駅から、「荒城の月」で有名な滝廉太郎の居住地跡と記された石碑を仰ぎながら、大妻通りを少し歩くと、3分程で第二地方銀行協会会館(第二地銀協会館)に到着する。筆者も何度か訪問したことがあるが、石畳に車寄せもあり銀行らしく重厚で威厳を感じる建物だ。

減り続けて37行になった第二地銀

第二地方銀行協会の設立は1945年の全国無尽協会にまで遡る。全国相互銀行協会への改称を経て、1989年2月には、会員の普通銀行への転換に伴い、第二地方銀 ………

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