NTT澤田が社長に居座る真相

前代未聞の接待不祥事の火元となったNTTの猛者は辞めたくとも辞められない境遇なのだ。

2021年6月号 BUSINESS

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NTTによる総務省幹部への接待問題の発覚から2カ月が過ぎた。山田真貴子前内閣広報官(61)と次期事務次官の本命、谷脇康彦前総務審議官(60)の首が飛んだにもかかわらず、NTT社長の澤田純(65)は責任を取らず、今期の続投が決まっている。菅義偉政権肝煎りの携帯電話料金の値下げとNTTドコモの完全子会社化(認可)のバーター(裏取引)が疑われる接待問題は、NTTの「喉の奥」からのリークが発端。前代未聞の不祥事の火元となったNTT社長が辞めずに済む道理はないのだが、澤田にその気配がないのは、辞めるに辞められない事情を抱えているからだ。NTTは3月9日、接待問題を受けて社内に特別調査委員会をつくり、榊原定征前経団連会長が委員長に就いた。NTTの社外取締役を務める榊原は、いわば身内。外部の専門家による調査委員会とは程遠い。この時点で、国会参考人招致を乗り切った澤田の続投が、NTT ………

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