万骨枯る無謀な「東京五輪」決行

高齢者向け7月末完了も1日100万回接種も首相の独断専行、根拠なき目標だ。本土決戦の「東条内閣」を思わせる。

2021年6月号 BUSINESS [令和の東条内閣]

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新型コロナウイルスの第2波感染大爆発に見舞われているインドのオリンピック委員会トップは5月初旬、今年夏の東京五輪・パラリンピック開催を熱烈に支持し、2032年夏季五輪招致に名乗りを上げた。自身、元ホッケー選手で病院経営者でもあるナリンデル・ドゥラブ・バトラ会長が、毎日新聞など各国メディアの取材に対し明らかにした。「インド五輪派遣団は準備万端だ。選手130人など総勢約200人が5月中にワクチン接種を済ませる。6月は安全な第3国で待機し、7月に日本入りする。日本の五輪組織委員会のコロナ規制にはすべて従う。世界が元気をなくしている今だからこそ五輪を開催して欲しい。インドでの五輪初開催には、もちろん強い関心を持っている」連日新たに30万人以上が感染し、多くが治療も受けずに連日数千人ずつ死んでいく脇で、国の五輪最高責任者がこう語る。これが世界オリンピック業界の実態 ………

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