号外速報(4月4日 08:30)
2021年5月号 BUSINESS [号外速報]
SBIホールディングスは4月2日午後、遂に東証への適時開示を行い、子会社のSBIソーシャルレンディング(SBISL)の取り扱う一部ファンドで、勧誘にあたり「結果的に金融商品取引法違反に該当する行為があった可能性が高い」と認めた。
本誌が出した質問状の回答期限である2月5日、突然SBISLのホームページのみに「第三者委員会設置」を発表し、以降もSBIHDとしては東証での開示を控えてきたが、3月8日に「投資家の皆様に対する出資金の償還及び分配金の支払の遅延に関するお知らせ」(要するにデフォルトだ)を余儀なくされた。さらに問題の貸付先である再生可能エネルギー関連の新興企業「テクノシステム」(横浜市西区)が「溶かした額は200億円に及ぶ」(金融筋)と物議を醸す中、適時開示に追い込まれた格好だ。後述するとおり、テクノシステム問題は刑事事件化する可能性が高 ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。