前代未聞!「日米首脳会談」延期の真相/楽天、SBI、竹中平蔵を注視/「過度な中国シフト」を懸念

号外速報(4月7日 07:15)

2021年4月号 POLITICS [号外速報]

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「総理、4月9日でセットされました」国家安全保障会議(NSC)に「首相訪米のためのチーム」を設け、異例の体制で臨んだ日米首脳会談の実現。この吉報を耳にした菅義偉首相は感極まって叫んだ。「よし、日本が一番か!」菅の大のお気に入りの首相秘書官、高羽陽(外務省出身)は「イギリスよりも早く会談できたのは、まぎれもなく総理のお力、歴史の残る功績です」と褒め称えたが、これを耳にした同僚の秘書官から深いため息が漏れた。3月7日の緊急事態宣言解除後、新型コロナの感染拡大が続き、「第4波」の真っただ中でのバイデン大統領と初対面の首脳会談となる。小説家の平野啓一郎は「オンラインでいいだろ」とすかさずツイートしたことに、世間の冷たい空気が読み取れた。

「せめてバイデンと桜を観たい!」

外務省幹部はコロナ禍における外遊の難しさに加え、別の理由でも表情を曇らせる。4月に入り総理訪米の1週間前になって ………

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