長野補選巡り「神津連合」に亀裂/「次期会長人事」に飛び火/本命・相原事務局長に対抗馬!

号外速報(3月26日 05:20)

2021年4月号 POLITICS [号外速報]

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「共産党を含む野党共闘には与しない」――。労働組合の全国中央組織である「連合」は3月22日、参院長野選挙区補欠選挙(4月25日投開票)において、共産党との政策協定が物議を醸した立憲民主党公認の羽田次郎氏(51)を全面支援すると発表した。その一方で、連合は「左右の全体主義を排し、中道の精神を重んじる」との文言が盛り込まれた「異例」の談話を公表し、立憲民主党に共産党との決別を迫る態度を鮮明にした。この談話をまとめたのは、次期連合会長の本命とされる相原康伸事務局長(60)だ。しかし、今も尾を引く「長野補選」の軋轢が、連合中枢の亀裂を生み、4月から本格化する執行部人事にも影響を及ぼしそうだ。

産別組織内議員3人が「国民民主党」入り

事の発端は、羽田氏が2月27日に共産党長野県委員会などと締結した政策協定だ。<韓国や北朝鮮との不正常な関係を解消するため、日米同盟に頼る外交姿勢を是正>などといった「共 ………

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