横浜市長選に維新の松沢成文・参院議員が急浮上/「呉越同舟」自民と立憲が相乗りか

号外速報(3月25日 05:50)

2021年4月号 POLITICS [号外速報]

  • はてなブックマークに追加

今年8月に予定されている横浜市長選で、参議院議員で前神奈川県知事の松沢成文氏(62)の擁立が取り沙汰されている。本人も満更でもなく、松沢氏の意向が市長選の行方を大きく左右しそうだ。松沢氏の擁立を画策しているのは、同氏が所属する日本維新の会ではない。候補者選定に苦しむ自民党と立憲民主党が「呉越同舟」の相乗りで担ぐ可能性もある。

「4選」に意欲満々の林文子市長は終わった人

地方都市の首長選は与野党相乗りが珍しくないが、日本最大の政令指定都市である横浜市は様相が異なる。同市はIR(統合型リゾート施設)の誘致を巡り、推進派の自民・公明と反対派の立憲・共産が激しく対立しており、IR誘致の是非が市長選の最大の争点となる。しかも、横浜は横浜市議出身の菅義偉首相のお膝元であり、「市長選は絶対に負けるわけにはいかない戦い」(与党筋)である。にもかかわらず松沢氏に「相乗り」の構図が固まりつつある。そこ ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。