号外速報(3月11日 06:30)
2021年4月号 BUSINESS [号外速報]
「ユニゾホールディングス」で注目すべき動きがあった。先月末から今月初めにかけて、社債を保有するアジア・リサーチ・アンド・キャピタル・マネジメント(ARCM)以外の有力海外ファンドが相次ぎ金融庁長官や証券取引等監視委員委員長宛に文書を送付し、「ユニゾ株式の公開買付手続において債権者保護に関する開示に虚偽記載の疑いがあり、徹底した調査と適切な処分を講じてほしい」などと求めたようだ。さらに、宮明靖夫取締役経理部長(50)と森数次郎取締役国際財務部長兼国際部長(48)が辞任していたことが判明した。辞任は2月28日付。両氏ともEBO(従業員による買収)による新経営体制発足に伴い昨年6月に取締役に就任したばかりだ。
宮明氏は傘下のユニゾ不動産とユニゾホテルの取締役経理部長も合せて辞任した。森数氏もユニゾ不動産の取締役国際部長を兼務していたが同様に辞任した ………
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