立憲・枝野が「原発ゼロ」から右旋回

「枝野がいよいよホンネを語り出した」。小池・玉木・連合・橋下「野党大再編」の嵐を呼ぶか。

2021年4月号 POLITICS

  • はてなブックマークに追加

「原発ゼロ」は100年単位3月5日付「読売新聞」朝刊に掲載された枝野幸男・立憲民主党代表へのインタビューが、政界にさざ波となって広がっている。記事中で党綱領に掲げる「原発ゼロ社会」の実現を巡り、枝野氏は使用済み核燃料の取り扱いなどを理由に「実際に原発をやめるのは簡単ではない」と説明。冒頭の見出しを一瞥した同党のベテラン議員はつぶやいた。「枝野がいよいよホンネを語り出した。政局の歯車が再び回り出すかもしれない」と。インタビューは東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年を経て、官房長官(菅直人内閣)、経済産業相(野田佳彦内閣)として対応した当時を振り返り、今後の教訓を語る内容。震災翌年の2012年6月、経産相として決めた関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を「電力需給が切迫していたために下した苦渋の決断」とし「次に政権を担当する際には原発をやめる考 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。