「東北新社」が抱える新爆弾

総務省接待の発火点にはなお難題。創業家一族が保有する株が投資家の注目を集める。

2021年4月号 DEEP

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首相の菅義偉の長男で、東北新社に勤める正剛が総務省の高級幹部4人を接待漬けにしていたことを週刊文春が暴露したのは2月11日号(2月4日発売)だった。当初、テレビや新聞は大きく扱わず、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長だった元首相、森喜朗の女性蔑視発言をさかんに報じた。接待問題を叩き始めたのは国会で取り上げられてからだ。

遊び好きの息子は解任

テレビや新聞が接待問題の報道に消極的だった理由の一つは、総務省との関係を気にしているからだ。テレビ局の運営には放送免許が必要で総務省が所管する。テレビは新聞の系列会社である場合が多い。新聞とテレビは総務省に強く出ることができず、見て見ぬ振りをした。もう一つの理由は、特にテレビ局が総務省に対して東北新社と同じようなことをしているからで、人のことを言えた義理ではないからだ。実際、TBS出身で立憲民主党の杉尾秀哉は「テレビ局の ………

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