経団連の「スネ傷」新布陣

順送りで新副会長に就任する企業はどれも訳あり。財界総本山の軽量化は危機的だ。

2021年4月号 BUSINESS

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経団連は6月に新たに就任する7人の副会長を内定した。目玉は史上初の女性副会長となるIT(情報技術)大手DeNA(ディー・エヌ・エー)会長の南場智子(58)だが、焦点はむしろこの中の2人。日本製鉄社長の橋本英二(65)と三菱電機会長の柵山正樹(69)である。前者は2年連続の巨額赤字が不可避で1万人のリストラを計画中。後者は社内に横行するパワーハラスメントに無策で自殺者を続出させた当事者。財界の人材不足と安直な前例踏襲の悪弊は周知の事実だが、ここまで来ると、もはや病的といえる。

中西の功績は就活改革だけ

次期役員人事は3月8日の正副会長会議で内定。会長(日立製作所会長)の中西宏明(75)にとっては任期満了となる4年目に当たり、2020年度で退任する副会長は大成建設会長の山内隆司(74)、日本製鉄会長の進藤孝生(71)、三菱電機特別顧問の山西健一郎(70)、トヨタ自動車副会長の早川茂(67)らである ………

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