「高額接待」山田真貴子らを待ち構える「検審」

黒川元東京高検検事長の賭けマージャンを「起訴相当」と議決した検察審査会から逃れられない。

2021年4月号 POLITICS

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菅義偉首相の長男で、東北新社に勤める正剛氏に続き、NTTの澤田純社長による高額接待も明らかになった山田真貴子前内閣広報官や総務官僚ナンバー2の谷脇康彦総務審議官ら。辞職や謝罪で乗り切れると思ったら大間違い。市民団体による収賄罪の告発で捜査が始まり、検察が起訴猶予処分にしても、黒川弘務元東京高検検事長の賭けマージャンを「起訴相当」と議決した検察審査会(検審)が待ち構えている。総務省によると、東北新社から接待を受けていたのは、総務審議官当時の山田氏、谷脇氏、吉田真人総務審議官、秋本芳徳前情報流通行政局長ら計13人。接待は2016年7月~20年12月に延べ39件あり、東北新社の支出は60万円を超えていた。総務省は2月24日、利害関係者から酒食のもてなしを受けることを禁じている国家公務員倫理規程に違反したとして、13人のうち同省を退職している山田氏ら2人を除く11人を減 ………

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