経営難のなか飛び交う怪情報。リスケ期限到来に向け、慌ただしさが増している。
2021年4月号 BUSINESS
パチンコホール大手のガイア(東京都中央区、年商2457億円)の経営難についてはこれまでたびたび本誌でとりあげてきたが、3月末に銀行やリース会社と合意した暫定リスケの期限を迎えるにあたり、慌ただしさが増している。ガイアはコロナ禍が追い打ちをかける形で昨年7月に返済のリスケジュールを要請し、いったん9月末で期限がきたものの再建計画案の提示ができず、今年3月末まで返済猶予の延長を認めてもらった経緯がある。この間、メインバンクの三井住友銀行とは関係がギクシャクしたこともあったが、昨年11月には同行が担保付で極度額60億円の当座貸越契約に応じたほか、EYグループの再生コンサルを送り込むなど、それなりの支援姿勢は見せてきた。とはいえ、返済棚上げの再延長はハードルが高いとみられている。あるノンバンク関係者は「最近、NPO法人の代表を名乗る怪しげなブローカーがガイアの ………
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