号外速報(2月28日 08:45)
2021年3月号 BUSINESS [号外速報]
2月12日付「号外速報」で、本誌は香港の有力ヘッジファンド「アジア・リサーチ&キャピタル・マネジメント」(ARCM)がユニゾホールディングスやローン・スターグループに送付した文書についてスクープした。要約すると、ARCMはすでにユニゾの社債を大量に保有していると明かしたうえで、「ユニゾは金融債権者保護の合意に違反して親会社のチトセア投資を経由してローン・スター側に資金を流出させた結果、債務超過状態となっている。裁判所のもとでローン・スターから資金を取り戻すため、ユニゾの社債権者として会社更生法を申立てる用意がある。もしユニゾが債務超過でないというなら証拠を明らかにせよ」という尋常ならざる内容だった。
これに対し、ユニゾ側は2月15日付で代理人弁護士による回答書を送付したが、ARCMら債権者にとって全く納得できるものではなかった(詳細は後述。 ………
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