変化が加速する中で、明治維新から続く教育の常識について、教育する側自身の「問う力」が問われている。
2021年3月号 POLITICS [三耕探求④]
コロナ禍でスポーツ界も対策に腐心している中、1月23日にVリーグのウルフドッグス名古屋対ジェイテクトSTINGS戦を観戦した。試合はウルフドッグスが3–0で完勝。ポーランド代表でもある205㎝のエース、バルトシュ・カミル・クレクは大胆さと器用さを兼ね備えた圧巻のプレーでチームを牽引した。筆者もバレーボール経験者である関係で招かれ、隣席の全日本元キャプテン川合俊一氏とプレー評をしながら観戦していた。筆者はセッター出身のため、ウルフドッグスのセッター前田一誠選手のトスワーク、筆者の現役時代にはなかったリベロ小川智大選手のレシーブを感心しながら観ていた。その2人が相手チームからの緩い返し球をお見合いしてポイントされるシーンがあったが、それを観た川合氏が次のようなエピソードを聞かせてくれた。相手チーム、STINGSの本間隆太選手は川合氏が指導した神奈川県立弥栄高校出 ………
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