本誌独占!/1F事故の「事実と教訓」/初公開、瞠目の東電「研修施設」

号外速報(2月2日 18:30)

2021年2月号 DEEP [号外速報]

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第44回日本アカデミー賞の授賞式は3月19日に開催される。優秀作品賞を受賞している4作品のなかから、最優秀賞が選ばれる。ノンフィクション作家の門田隆将氏の『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を原作とする『Fukushima50(フクシマフィフティ)』もノミネートされている。2011年3月11日の東日本大震災による巨大津波に襲われて、「レベル7」のメルトダウンを起こした福島第1原子力発電所(1F)にとどまって事故と闘った、吉田所長をはじめとする約70人の群像ドラマである。原作の文庫版(16年)の解説のなかで、社会学者の開沼博氏は、次のように記している。「東電の語る『ことの真相』を安易に利用することなど許されない。それは加害者に言い訳を語らせることであり事故を矮小化することに他ならないのだ、と。そうなったのは、東電への懲罰意識が強く存在したからだ……問題 ………

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