シンワHDが溶かす「イセコレクション」

窮迫するイセ食品の資金繰りのために100億円を超える美術品を現金化する奥の手。

2021年2月号 BUSINESS

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「イセコレクションが散逸してしまうのではないか?」ピカソ、セザンヌ、ルノワール、中国陶磁器、尾形光琳……。国内外の絵画や陶磁器、現代アートに至るまで「ゆうに100億円を超える」とされるコレクションで知られるのが、鶏卵最大手のイセ食品を率いる伊勢彦信会長だ。これらのコレクションが新型コロナウイルスの影響で売却されるのではないかと、関係者が気を揉み始めている。コロナの影響で外食が減り、鶏卵の法人需要が減った影響をイセ食品が受けているのは、本誌の昨年12月号で報じた通りだ。その後、イセ食品は「11月末の手形を落とせないのではないか」として取引先で深刻な信用不安が広がり、翌12月には信用調査会社への問い合わせ件数が「ものすごい数」に上った。イセ食品は「支払いの遅延などない。どこの誰がそんなことを言っているのか、教えてもらいたいくらいだ」と強がってみせるが ………

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