マルハン創業家「父娘愛憎劇」

身を持ち崩した娘はいいように利用されているフシがある。在日コリアン切っての成功者は、この難局をどう収めるのか。

2021年1月号 BUSINESS [最後の戦い]

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11月9日、英紙『フィナンシャル・タイムズ』(FT)は東京特派員電として、とある日本企業の創業一族を巡る愛憎劇を報じている。そこで主役とされているのは「パチンコ・プリンセス」こと羽場麻里奈氏(51)。ホール最大手マルハンの創業者、韓昌祐氏(89)の4番目の子にして長女にあたる。記事が主に拠って立つのは米国グアム地方裁判所に係属している裁判の記録だ。売上高1.5兆円のパチンコ王朝を司る奥の院で一体、何が起きているのか――。麻里奈氏がマルハンのグアム現地法人を相手取って裁判を提起したのは記事掲載の2カ月前、9月11日のことだ。求めているのは関連証拠の開示、つまりは「ディスカバリー」である。訴状では次のような哀切極まるストーリーが展開されている。

FT記事に仕掛けの臭いがプンプン

1991年、大学在学中の麻里奈氏は米国人男性と運命的な出会いをする。男性の名はジョー・ウォレス氏。4つ年上の黒人男性だ ………

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