小室騒動に乗じて「皇女」創設

政府の狙いは「女性宮家」潰し。小室氏の皇室入りを阻止し、結婚後の人手不足対策か。

2021年1月号 DEEP

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「皇族女子 結婚後に特別職 『皇女(こうじょ)』創設 政府検討」。11月24日、読売新聞朝刊一面トップ記事に4段見出しの文字が踊った。共同通信もほぼ同様の内容の記事を配信した。秋篠宮家の長女、眞子内親王が結婚への強い思いを文書に記した「お気持ち表明」から10日余り。結婚宣言の余韻覚めやらぬ中、突如、浮上した耳慣れぬ「皇女」制度の創設について、かつて政府の有識者会議で皇室制度に関して意見を求められたこともある関係者は、淡々とこう指摘した。「内容的には何も目新しいことはありません。野田政権下の有識者会議でも『皇室輔佐(ふさ)』などといった言葉で検討された案を、『皇女』という名前に変えて出てきただけ。ただ、今回の狙いはズバリ『女性宮家つぶし』です」政府の狙いはひとまず置くとして、「皇女」制度とは何か。読売新聞記事からみてみよう。目的は「皇族減少に伴 ………

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