菅官邸VS尾身分科会「冷たい戦争」

各地で医療崩壊が叫ばれる事態を招いたのは、菅政権と首長らによる「人災」ではないか。

2021年1月号 POLITICS

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遂に来たと言うべきだろう。無論、新型コロナウイルスの「第3波」のことだ。感染症による初の緊急事態宣言を招いた4月の「第1波」、8月にかけての「第2波」よりも強力な流行は、すでに秋口には専門家が兆候を検知。各地で医療崩壊が叫ばれる事態に及んだのは、菅官邸と無能な首長らによる「人災」の面が大きい。しわ寄せが集中する医療現場に交付金が届かない事態を放置し、イベントの開催緩和などに狂奔する政権の姿勢は醜悪の一言に尽きる。12月3日、首相官邸応接室で首相・菅義偉が昼食を共にしたのは、新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長・尾身茂。菅が首相就任後、尾身と向き合うのは初めてだ。同席者らによると、尾身は飲食店の営業時間短縮や、いわゆる「ステージ3」相当地域との往来自粛、ステージ3地域出発分も「GoTo」からの一時停止を求めた11月25日の分科会提言を説明。菅は「お話は ………

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