ドコモ無血開城許した「ダラ幹」

TOBで吉澤は4千万円を手中に。支えた幹部の評判も散々。澤田の思う壺に嵌った。

2021年1月号 BUSINESS

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NTTドコモが12月25日に上場廃止となり、NTTの完全子会社になる。独立心が旺盛な生え抜きのドコモ社員は納得がいかないが、不満の矛先は今回の一体化で最も実利を得た前社長の吉澤和弘(65)だけに向いているのではない。

「まるで公開処刑だ」

NTTからドコモに送り込まれ副社長に就いた井伊基之(62)がドコモの社長に昇格したのは12月1日だった。3日にはデータ容量が20ギガ・バイト(GB)の携帯電話料金を月額2980円にすると発表。そこで「他社に勝てる価格を打ち出した」と自信を示した。業界最安値水準の新料金プランの名称は「ahamo(アハモ)」。SNSでは「名前がダサい」といった書き込みもあったが、「料金は魅力」など好意的なものも多い。「どっちにしろ久しぶりに世間の注目を集めた」という声がドコモ社内に広がる。井伊の華々しいデビューの裏で急速に存在感が薄れたのが前社長の吉澤だ。4年半務めた社長退任後 ………

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