揺れる連合/全トヨタ労連が「自公両党に急接近」/立憲民主傾注に不満分子

号外速報(11月26日 09:30)

2020年12月号 POLITICS [号外速報]

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「これは組合員を置き去りにして立憲民主党に傾注する神津執行部への絶縁状だ」――。11月17日、連合傘下の全トヨタ労働組合連合会が自民・公明両党との連携を検討していることが表面化。連合内や野党陣営に動揺が広がっている。執行部に批判的な連合幹部の1人は「共産党との連携を隠そうともしない立憲民主を、現場で共産と戦ってきた我々が応援できるはずもない」と不満をぶちまける。

中立を保ってきた「自動車総連」が動き出した!

トヨタ自動車のお膝元、愛知県内で圧倒的なシェアを誇る中日新聞が17日の朝刊1面トップに掲載した「全トヨタ労連 自公含め連携 旧民主系のみから転換」の波紋が、労働界に広がっている。全トヨタ労連の動きは、いくつかのメディアがキャッチしていたが、中日新聞が地元紙の意地を見せつけた格好だ。全トヨタ労連は自動車産業に関する政策実現を確実にするため、従来の野党系議員(旧民主党系)だけではなく、政 ………

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