スマホ普及で高齢者「紙離れ」加速

有料から無料へシフト。70歳以上の「退出」も重なり、新聞の部数減はこれから本格化。

2020年12月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

スマートフォンの普及がこの2、3年で急速に進み、新聞離れを後押ししている。スマホによって、いつでもどこでも無料でニュースが読める環境が整ったことが、有料の新聞購読者の減少につながっている。新聞の主な読者である高齢層にもスマホが行き渡りつつあり、部数減の上積みを招く要因となっている可能性が高い。総務省情報通信政策研究所がこのほど公表した「令和元(2019)年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(20年1月実施、回答者1500人)結果によると、19年度のモバイル機器の利用率ではスマホが91.1%(前年度比4.1㌽増)に達した。これに対しフィーチャーフォン(ガラケー)は18.3%(同2.4㌽減)と初めて2割を切った。タブレットは38.7%(同1.6㌽増)に増えた。

60代の8割がスマホ利用

スマホを利用していると答えた人は調査が始まった12年度には32.0%にとどまっていたが、13年度には52.8% ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。