イセ食品「91歳鶏卵キング」が崖っぷち

鶏卵相場が下がり、一気にキャッシュポジションが低下。メインバンク不在で「月利1割」のファクタリング会社に駆け込み。

2020年12月号 BUSINESS

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本誌昨年2月号「『鶏卵キング』飛田新地の勇み足」で取り上げた「イセ食品」(東京都千代田区、グループ売上約500億円)だが、花街の怪人脈との接触が祟ったか、ここにきて銀行から融資が受けられず、土俵際に追い詰められた。事情通によれば「9月末に都内のファクタリング(債権買取り)会社X社に売掛金を4~5億円分売却してかろうじて資金繰りをつないだ」という。ファクタリングといえばなにやら聞こえはいいが、イセがX社に払う手数料は金利に換算すれば「月利1割」に達するというからヤミ金に手を出したも同然だ。鶏卵最大手であるイセの得意先はイオンやイトーヨーカ堂グループをはじめ大手がずらり。売掛金の相手先として信用力は申し分ない。X社にはさぞ美味しい案件だろう。しかし、イセはなぜここまで窮したのか。どうやらきっかけは新型コロナだった。「外食産業の落ち込みで鶏卵業界でも業 ………

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