北の「サツドラ」襲う再編の波

訪日客減って苦境、追い風のドラッグストア業界で青息吐息。高い道内シェアに大手が触手。

2020年11月号 BUSINESS

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外出が制限されたコロナ禍にあって、ドラッグストアは流通業のなかの勝ち組業種といえるだろう。百貨店やコンビニエンスストア、外食などの業種が大きく売り上げを落とす中で、2020年8月の商品販売額は前年同月比9.1%増と堅調に推移した。

外れた外国人観光客目当て

すでにドラッグストアは「ドラッグ(医薬品)」だけを売る業種ではなくなっている。経済産業省の統計によると、ドラッグストアの売り上げの約3割は食品が占めており、医薬品の割合(約2割)を大きく上回る。値引き販売が少ない医薬品の利潤を原資に洗剤などの日用品や食品をスーパーマーケットなどよりも割安な価格で提供する――。そんなビジネスモデルで全国各地の薬局・薬店が成長し、規模を拡大して生まれたのが今のドラッグストアだ。全国の店舗数はまだ年3~4%ずつ拡大しており、24時間営業問題を境にコンビニエンスストアの店舗数が減少に転じてから、全 ………

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